ふとしたことから、フラッシュバックしたので自分の気持ちの整理のためにも。
今日はちょっと真面目なブログです。
またもしどこかで、妊娠出産育児をきっかけに職がなくなってしまったり、
辛い思いをして悩んでいる人がいたとしたら、想いを共有できればと思い、
書いてみることにしました。
もちろん、子どもを授かり育てるということと同時に仕事が好きな女性や働く女性が一人でもよりよく働き、
共に働く男性も、社会全体もよりよくなれば・・・という想いで書いてみます。
まだ一年もたちませんが、2013年の4月のある日、私はいきなり子育てを理由に会社で解雇を言い渡されました。
理由は、
子育てしながら働けるというモデルケースを作りたくないから
以前他の支社でワーキングママがいたが、急な熱発や呼び出しなどで職場が迷惑したから、
それを言い渡してきたアメリカ人社長自身も2児の父親でしたが、
子どもが小さいうちは母親はそばにいるべきだし、子育ては大変だから仕事と両方やることはおすすめできない、とも言われました。
そもそも、入社時にゆくゆくは子育てしながら働きたいのでそれができる会社に転職したいという旨を話してあったにもかかわらず、
会社の方針転換などもあり、まさに青天の霹靂。
そこから、母親として、働く社会人として、妻として葛藤。
保育園、子育て、転職、家事についてあらためていろいろ考えさせられる機会となりました。
4月から働く前提で(会社にも当初4月には復帰して欲しいと言われていたので)、
出産する前から保育園をさがし、産後すぐに手続きしてどうにか入ることができました。
しかし、仕事がなくなると預けられなくなります。
練馬区は3ヶ月までしか無職で在籍することはできません。
実際は就業スタートが3ヶ月後であり、1ヶ月前には届けを出さなくてはいけないので2ヶ月の求職活動期間が認められていることになります。
子どもは小さくて、まだ最大でも8時間しか預けられず、往復など考えると実質6時間のお仕事を探さなくてはならず、
現実問題かなり難しかったです。
ファミサポさんに頼りながらもどうにか探しましたが、
ここまでしても働くべきなのか、私のしていることは果たして正しい判断なのか、すごく悩みました。
当時の息子はまだまだ赤ちゃん。
首も座らず、3ヶ月のかわいい時期。(もちろん今もかわいいですが(笑)
こんな弱々しい自分の子を、知らない誰かにあずける、ということにものすごく葛藤と罪悪感もあり、どうするのが一番いいのか悩みました。
周りの意見もいろいろあり、何が一番大事なのか、
自分がどうしたいのかを否応なしに考えざるを得ませんでした。
ただ、一度きまった保育園。
この激戦の練馬区で退園したら再び預けようと思った時に預けれるかどうかは難しいだろうと言われました。
だから、今この瞬間だけの感情的なことで決めれるわけではなく、この先6年くらいのことは考えて結論を出さないといけなかったのです。
幸い、旦那さんは働くことにはとても理解があり、賛成してくれていて家事や子育てにも積極的だったのが救いでした。
結果、おかげさまで私は今こうしてベビーマッサージセラピストと会社でのお仕事、フリーランスのお仕事で何足が草鞋をはきながら母業しています。
たくさんのご縁をいただきながら仕事ができることがとっても楽しいし、
私には専業主婦より何足か草鞋を履くスタイルがあっていたなぁと思います。
子育てしていることが仕事に生かされたりもしています。
子育てをするパパやママが働きやすく、子育ても頑張れる社会になったらいいなーと思いつつ、
もし私のように妊娠出産育児を理由としたマタニティハラスメントにあって悩んでいる人がいたら、
一人で悩まず、諦めず、自分らしくいれる方法をまわりの力をかりながら探しましょ。
万が一、そんな状況になったらどうしたらいいのかも以前まとめました。
http://matome.naver.jp/odai/2138439498451833501
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