
ずーっとやろうやろうと思っていたことを、
昨日ようやくできました。
心に引っかかっていたことが少しだけすっきり。
何をやろうと思っていたかというと、
家にあって使っていないタオルや、毛布を送ること。
どこへかというと、
保健所やシェルターにいる犬や猫への越冬支援
越冬支援というと大げさかもしれないけれど^_^;寒い冬を少しでも暖かく過ごして欲しいから。
私、犬や猫は可愛いと思うものの、飼う気はないしそこまで得意ではないのです。なんせ、アレルギーもあるから飼うのは難しいのが一番の理由ですが、
小さい頃は、ウサギとか、タヌキとか、猫とかを家で飼ったことはあって、動物と暮らす楽しさもまた好きだったりします。
ただ、小学生の頃、ふと疑問に思った『保健所などで保護された動物はどうなるんだろう?』という答えが分かった時に、
どうにもこうにもやりきれない悲しさと怒りでいっぱいでした。
私が5歳くらいのとき、1週間ほど猫と一緒に暮らしていました。
父が仕事から帰ろうとしたら車の下から鳴き声が聞こえて、どうにも車を動かせなくて拾ってきた猫でした。
いたずらだけど、物凄くかわいくて、白に茶色のトラ猫風で、私と父に懐いていて、チャトランって名付けた記憶があります。
当時、弟は1歳ほど。家は賃貸で大家さんの家の前に住んでいた我が家。
弟がとびひになり(当時の私の記憶では弟が蚊に刺されて掻いたと思うのですが)猫のせい?猫が一緒にいるのはよくないといわれたり、
裏の大家さんのお家の台所にしのびこんでしまったり、
ウンチを大家さんの庭にしてしまったり、、、。
そんなことが起きていたある朝、起きたらチャトランがいなくなっていました。
お母さんがいろんな理由を並べて、一緒には住めない、と。それ以上聞かないで、という空気に何も聞けなかったのですが、
最初は誰かに貰ってもらった、と話していた母。その後しばらくしてふとした時に、祖母がぽろりと、山に置いてきた、と言うのを聞いてそれ以上聞けなかったのでした。
その時の悲しさとチャトランへの申し訳なさから、なんだかもう何かペットを飼う気にはなれないのかもしれません。飼うならチャトランくらい可愛くないとなー。
それまでアレルギーもなかったので、今の動物アレルギーはチャトランの祟り?と思ったり。
まぁ、借家住まいだったり、祖父母とも暮らし始めたばかりだったり、いろんな事情があってのこと、
母も一人暮らしの学生時代に猫をかっていて、よくそのときの話もするので、きっと苦渋だったとおもうのです。
でも、弟も生まれて手のかかる時期で、
なんとなく寂しくて私なんかより弟の方が大事なのね!?と、ぐれ気味だった私に懐いてくれていて(きっとある意味癒しだったんでしょーねー)、かわいくてかわいくて仕方なかったから、なんだかずっと母や祖母のことが許せなかったんですよね。裏切られた感覚でした。私より弟の方ばかり可愛い可愛いって、可愛いがって、その上私が大切に思っているものまで奪われちゃうんだ、って。(そうそう、私、自分が赤ちゃん返りしてた時の記憶が結構鮮明にあります(笑)だから。なんとなく赤ちゃん返りする子の気持ちわかる気がするんです。まぁその話はまた今度)
そんなこんなもあって、動物飼ってはないけど、殺処分とか聞くと胸が締め付けられます。
今回送ったタオルは、
殺処分されてしまうかもしれない猫や犬のゲージに敷かれるものです。
毎日消毒するためコンクリートの床が冷たく濡れており、また経費の関係で暖房もままならない、そんな場所に使い捨て用として敷かれる毛布やタオルです。だから、結構な量が必要だそうで、少し時期は遅くなってしまったけど、送ってみました。
こんな小さなことで、救われる命が増えるわけではないかもしれないし、
微々たることとは思いながら、
この世にいれる最後数日かもしれないけれど、少しでも暖かく、過ごせますように。
そして、殺処分されてしまう命がゼロになる日が来ますように。
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